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株式投資・短期売買を成功させる日本株短期売買研究会
20、40日EMAとRSI
 この投資法は「魔術師たちのトレーディングモデル/発行 パンローリング」の中で米国トップトレーダのリンダ・ブラッドフォード・ラシュキが解説しているリトレイス局面での投資法です。
トレードルールは下記のとおりです。

(1)20日指数移動平均線(EMA)が40日指数移動平均線より上にあること。
(2)5日間相対力指数(RSI)が40を割り込むこと。
(3)先行する2日のバーの最高値よりも上で買う。
(4)先行する2日の最安値の下に損切りを置く。

 これは(1)の20日指数移動平均線と40日指数移動平均線の位置関係によって強い上昇トレンドを確認し、上昇途上の一時的な押し目をRSIで図り、株価が大勢の流れである上昇トレンドの流れに戻るところを捕らえてトレードする、という手法です。
■ 実例解説



 上のチャートではローソク足の近くで動く赤いラインが20日指数移動平均線です。その下に位置する茶色のラインは40日指数移動平均線です。

 指数移動平均線は単純移動平均線よりも株価の値動きに対して鋭敏であると言われていますが、単純移動平均線と指数移動平均線のどちらの移動平均線を利用するかはトレーダーの判断によります。どちらもチャートソフトで表示が可能です。

 上図チャート内の期間では20日指数移動平均線が40日指数移動平均線より上にある期間中、@ABCの地点でのトレードチャンスがあります。それぞれの地点では5日間相対力指数(RSI)の数値が40を割り込んでいます。
従ってこの@ABCの地点はトレードルールの(1)(2)に合致していることになります。

 そしてオレンジ色の矢印部分がエントリーポイントになります。
(トレードルールでは「先行する2日のバーの高値よりも上で買う」ということですから、前日、前々日のいずれかのより高い高値の1呼値または2呼値程度上でエントリーするということになります。)

 このうちCのトレードチャンスでは、エントリー予定日には先行する2日前(2営業日前)の最高値を飛び越えてギャップアップして寄り付いているので、このトレードは約定はしませんが、他の@ABではトレードが成立し、利益が確保できています。

 また、チャート画面の右端でもRSIが40を割り込んでいますが、逆指値を設定してエントリーを計画しても「先行する2日前の最高値より上で買える日」が現れることなく、株価が40日指数移動平均線を割り込んでいきます。従って約定する日はありません。
このような場合には上昇トレンドが再確認できるまでは一旦様子見となります。
(このような場合、株価が再度40日指数移動平均上に戻り、20日指数移動平均線と40日移動平均線の並びが再び上昇傾向を示すまではトレードの参加を見送った方が堅実です。)

 いわゆる「押し目買い」のトレードですが、日本の相場格言でも「初押しは買い。」などと言われます。
しかしこの格言では「どこが初押しなのか?」「どこまで押したら買ってもよいのか?」といった曖昧な点が残るのですが、この投資手法のように数値によってトレードチャンスとトレードポイントをルール化すると、感情や勘、希望的観測を排除したシステマチックなトレードが可能になります。

 




【参考になる書籍】
魔術師術師たちのトレーディングモデル
リック・ベンシニョール編/発行 パンローリング
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